HISTORY

山長の歴史

2008年〜平成20年

紀州材の可能性

木が林に育ち森になる。祖父が植え、父が育て、私が伐り、我が子、まだ見ぬ孫の為に植える。という半世紀以上にわたる緑の山の育成、収穫、継承のサイクルを、日本の林業は行ってきた。山長商店は紀伊半島南部に約6000ヘクタールの自社林を所有し、地域の山林家との連携のもと、植林から育林、伐採、製材、プレカット加工までの一貫生産体制を確立。「生産者の顔が見える木材」を代々、都市の皆様に供給してきた。また、供給量や材質が不安定であるという従来の国産材の弱点を、最先端の乾燥・検査技術と豊富な在庫で解決し、JAS規格に基づく高品質な木材を常に供給できる体制を整えている。

空からみた山長商店と文里港

紀州材を使った家づくり

2008年(平成20年)

ムク国産材で初めて横架材でJAS強度表示。
和歌山県100年企業として表彰される。

平成20年7月18日付(木材新聞より)

榎本長治

昭和21年、榎本長平の長男として新庄村(現新庄町)生まれる。昭和43年、早稲田大学政経学部卒。東大農学部林学科研究生を経て(株)山長商店勤務。平成8年から同社代表取締役社長。大きな転換期を迎えた田辺木材業界のニューリーダーとして、初めての戦後生まれの田辺木材協同組合の理事長である。穏やかな話しぶりから誠実さがにじみ出る。しかし、こと話が木材業界の現状と課題に及ぶと物静か口調に熱気が帯びる。木材業界だけではなく地域と世界に目を開いた広いマクロの視点と木材へこだわるミクロの視点がある。
阪神大震災の後、平成12年4月「住宅品質確保促進法」が施行され、建築業者は10年間の瑕疵(かし・欠陥)保証が義務づけられた。建築材も乾燥と強度が求められるようになる。そんな中で再び紀伊山地で育まれた紀州材に注目が集まっている。

架線を使った原木搬出作業

プロセッサー(枝払い玉切り機)これ一台で枝払いから玉切り積み込みまでこなす

樹皮やおが屑、木屑を燃料とするバイオマスボイラー。得られた蒸気で木材を乾燥する

減圧することで沸点を下げる乾燥機。横架材でのJAS製品実現に大きな役割を果たす。

品質検査は職人の厳しい眼と機械による水分・強度検査の組合せ。

合格品にはJASマークとともに生産地、樹種、強度、含水率、生産者等様々な情報が記される。

2013年(平成25年)

グッドデザイン賞を受賞

グッドデザイン賞 2013

2009年よりジャパンホームショー出展

紀の国トレイナート 積木の茶室

たな博 パネル展示

ほんわっか 積み木体験

たな博 積み木コーナー

たな博 びゅんびゅんごま体験

2018年(平成30年)

『つみきゅ』・『UFUFUバスマット』がプレミア和歌山推奨品に認定

オリジナル商品 つみきゅ(積み木)

UFUFUバスマット 日本エムテクス様と共同開発商品

木造住宅(設計力)強化合宿

田辺エキストラ商店街 屋台作り体験

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