LIFE IN WOODY HOUSE
木の家のメリット
木の家で暮らす
自然の癒し効果でリフレッシュ
木目を見ていると、気持ちが安まりませんか?木目には自然のゆらぎで人の心をリフレッシュさせる効果があるといわれています。また、スギやヒノキの香りには、フィトンチッドなどが含まれ、癒し効果があります。最近の研究では、森林の中では、都市に比べて唾液中のストレスホルモンが低下したり、ストレス時に高まる交感神経が抑制され、リラックスしたときに優勢になる副交感神経が高まる効果があることが明らかになっています。
同様に、小さな森林である木質の空間も人に心地よい感覚を与え、人の健康や心理面にいい影響を与えてくれることが分かります。昔から、日本人は住まいや身の回りの道具などに木を多く用いてきました。木質の空間の心地よさをからだが理解しているからなのです。
木の空間で心もからだものびのび
下の図は空間と発育の関係を調べた実験です。
静岡大学で、木製・鉄製・コンクリート製の箱で、それぞれ飼育されたマウス(ネズミ)から生まれた子マウスの観察実験をしたところ、23日後の生存率は、木製の箱では85.1%でしたが、鉄製は41,0%、コンクリート製はわずか6,9%でした。また、発育状況も、木製に比べて鉄製、コンクリート製はかなり劣っていたといいます。
下の表は学校のコンクリート校舎の内装を、木で改装(木造校舎に)した場合の教室のイメージの変化を聞き取りした結果です。受け入れてくれるような安心感や、温かく優しいイメージが格段にあがっているのがわかります。
これらの実験でわかるように、木質の空間は、鉄やコンクリートの空間に比べ、非常にストレスの少ない空間、言い換えれば、心やからだに心地よい空間であると言うことができます。木の家で暮らすと、心やからだに良い効果が得られ、健康にいいと考えられています。木の家の良さが、既にご承知のように、次のような点でも立証されています。
ころんでも危険が少ない
木の家は、断熱性が高く、独特のぬくもりや衝撃緩和作用があります。床に関する事故の7割は「すべり」によるものですが、木材はすべりにくく、適度にやわらかいので、事故の発生率は低いのです。
湿度を調節
木は空気中の水分を吸ったり、吐き出したりして湿気を調節してくれます。そのため部屋の湿度は、コンクリートと違い50%程度に保たれ、快適に感じることができます。風邪の原因になる菌は、湿度約50%で消滅します。ダニやカビも70%~80%以下で増えなくなるのです。
UVもカット
木材は有害な紫外線(UV)をほとんど吸収するので、目にやさしく、また音も心地よく聴こえる音に調整してくれます。