【“高価格帯受注へ向けたブランディング術” オンラインセミナーにご参加いただきありがとうございました。】
2025.11.18
イベントレポート11月11日、山長商店のグループ会社であるモック株式会社と共同で開催したオンラインセミナーにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
住工房スタイル様が2025年に手がけられた物件を紹介いただき、創業1965年から歩んでこられた経緯、そして、現在の取り組みをお話しいただきました。

目指しているのは、「家づくり」にとどまらない暮らしをデザインする「ライフスタイルづくり」。

会社設立から現在までを「我流期」「時流期」「自己流期」の3つの段階に分けて当時の経営を紹介いただきました。
2003年ごろまでを我流期とし、この頃は、設計力、大工の技術(手仕事)を強みに、年間4〜5棟を完工。
自然素材・パッシブデザインを追求した商品にこだわっていました。
2004年〜2015年の時流期には、企画商品「HAUS」を開発し、1ヶ月で約200組のお客様を動員するなど軌道に乗り始めます。
「HAUS」の発表から3年後には「forestyle」を発表し、棟数を増やすことにも成功。
これらの企画商品がネットの普及により注文住宅サイトでの閲覧数が急上昇し、2015年には、年間完工32棟、売上10億を達成しました。
その頃の社内では、
・棟数を追ったことでセールス色が強くなりすぎて、皆ある種の罪悪感を抱く
・営業が偉い!とマウントを取るようになり、社内が険悪なムードに包まれる
・棟数を増やすほどメンテナンスが拡大し、少人数組織ではすぐに対応できないことからクレームにつながる
今こそがターニングポイントと、ビジネスモデルを根本から見直し、新たなブランド化を真剣に考え始められたそうです。

ターゲットを絞りこみ、「やること」よりも「やらないこと」を最優先に。
ここから独自のスタイルを確立し、自己流期が始まりました。
経営目標、戦略方針を新たに定め、HPやロゴ、事務所の外観・内装も一新します。

会社として何を目指しているのかというビジョンを明確にし、機を逃さず突き詰めた結果が、住工房スタイル様の現在につながっていると感じました。
改めまして、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
12月には、デンマーク在住 環境設備エンジニア/空気のデザイナー 蒔田智則氏を迎えてのセミナーを開催します。
どうぞお楽しみに!





