【“2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博/EXPO2025)”で山長材を使っていただきました!】
2025.06.18
お知らせ4月13日から大阪で開催されている“2025年日本国際博覧会”。
この万博で、手嶋保氏のデザイン・設計による「炎と再生(Looking, After the Fires)」が、アメリカ館の中庭に建てられています。
「炎と再生」は、火の見櫓をシンボルとした木製のスカルプチャー。
手嶋保 建築事務所 様よりご依頼いただき、山長商店の檜材を使い、大工さんによる手刻みと現場施工で完成しました。
万博は、世界中からたくさんの人やモノ、世界各地の英知が集まる場所。
ご縁をいただき、このような形で万博に携われたことを嬉しく感じています。
以下、手嶋氏より弊社代表に届いたメッセージです。
日米友好基金(JUSFC)は、2025年大阪万博アメリカ館の公式アートプロジェクトとして日米のアーティスト5組を選出し、サンフランシスコの建築家ユニットSAWと私もその一組に選ばれました。
私たちはアメリカで頻発する山火事に着目し、「破壊と再生」という相反する火の力をテーマに、困難を乗り越えた先の希望を象徴するモニュメントとして火の見櫓をデザインしました。
日本での開催を踏まえ、日本らしい素材と意匠を大切にしたいと考え、無節の檜を用いることを決めました。
そこで思い浮かんだのが、和歌山・田辺に拠点を構える山長商店。
山づくりから製材、加工に至るまで一貫して担い、伝統的な職人技と先進的な森林管理を両立させるなどの姿勢が、万博の理念と響き合うものでした。
田辺市の工場で仮組みされた部材は、会場でわずか3時間で組み立てられ、アメリカ側関係者からも驚きと称賛の声が寄せられました。
※ 手嶋氏のInstagram にも「炎と再生」についての写真やコンセプトなどが掲載されています。
万博に行かれた際には是非ともアメリカ館の中庭に。
入館の必要なく、すぐ側まで立ち寄れます。