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建築家 伊礼智 プロフィール
1959年沖縄県生まれ。1982年琉球大学理工学部建設工学科計画研究室卒業。
大学時代、吉村順三氏の時流に流されない誠実な仕事に感銘を受け、吉村氏が教鞭を執っていた東京藝術大学美術学部建築科大学院(奥村昭雄研究室)に進学。1985年、大学院修了とともに、東京藝術大学非常勤講師・丸谷博男氏の設計事務所「丸谷博男+エーアンドエーセントラル」に入所。建築実務の基本を叩きこまれる。1996年に独立し伊礼智設計室を開設。2001年、分譲住宅「ソーラータウン久米川」の設計で注目を集める。この時の設計手法「設計の標準化」は、のちの「i-works」の名称で注文住宅の世界へ広がるとともに、誰からも愛される意匠性と心地よさを生み出す巧みなプランニングで、脚光を浴びることとなった。建築界の“常識”にとらわれない「標準化」という方法論は、その後も年々共感の輪を広げ、現在は全国の建築関係者から講演や設計指導の依頼が相次いでいる。 |
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